変形性膝関節症は女性に多い?!

こんにちは(^^)

福岡ひざ関節症クリニックの上原です?

本日は「大寒」の日ですね。

二十四節気において「冬の最後を締めくくる約半月」の始まりの日、今年は2月2日までの期間のようです。

ですので今年の節分は2月2日!?

子供のころから2月3日が豆まきの日だったので、なんだか不思議な気持ちです。

 

さて、本日は「変形性膝関節症」はなぜ女性が多いのか、その原因と言われる事をお伝えさせていただきます!


原因1 筋力の低下

膝には体重の2~3倍の負荷がかかっていると言われており、筋肉は膝への衝撃を和らげる役目があります。

その為、筋肉量が落ちればその分お膝への負担も大きくなっていきます。性別問わず、年齢を重ねていくと筋肉も衰えてきますよね?

さらに女性はもともと男性より筋肉量が少ない為、その影響も受けやすいといわれています(>_<)

また、女性の身体はエネルギーを蓄えるようにできている為、基礎代謝の低下も合わさり体重が増加することも、膝への負担を大きくする原因となります。


原因2 O脚が多い

そもそもO脚の定義とは、アライメントの不良のこと。

アライメントとは、関節の機能を十分発揮できるような最適な位置関係を示す言葉です。この位置関係が正常であれば股関節(腰付近)から膝関節(膝小僧)足首の関節までがほぼ真っすぐ一直線状の状態になります?

しかし、何かしらの原因によりアライメント不良が起き、O脚へとなっていきます。

女性はパンプスを履く習慣もある為、ヒールの高さにもよりますが常に前傾姿勢という不安定な状態が続きます。

体のバランスをとろうとして不自然な体勢が続き、結果アライメントに悪影響→O脚を進行させると考えられます。

歪んだ状態のままで生活を送ることにより、関節への負荷が内側に集中しダメージを負いやすくなります。また、血行障害や靭帯への悪影響もあるので、膝の痛みが起こりやすい状態と言えます?


原因3 骨盤の歪み

先程のO脚にも関連しますが、骨盤が歪むことでアライメント不良が起こり、膝関節への負担が均等ではなくなります。

女性の場合は妊娠から出産時にかけて、骨盤周辺の靭帯を緩める作用のあるホルモンが分泌されます。

赤ちゃんが産道を通りやすいようにする為なのですが、骨盤は不安定になってしまい産後も元に戻らないままということも多い為、女性と骨盤の歪みは深い関係にあるのです。


原因4 女性ホルモン

骨の形成をサポートしたり骨を強く保つために、エストロゲンという成分が働いています。

(女性の皆さんはご存知の女性ホルモンのひとつ?)

女性にはエストロゲンが急激に減少する更年期がある為、この急激な変化が影響し骨がもろくなったり変形しやすくなってしまうのです。


 

こういった内容から、女性の方は特にお膝のお痛みがでてきやすくなっております。

当院ではお膝の治療だけでなく生活の中でのお膝の労わり方や、ご自宅でできるリハビリ方法等もお伝えさせていただいておりますので、是非一度カウンセリングにお越しくださいませ✨

 

関連するよくある質問はこちら▼

Q. O脚だと変形性膝関節症になりやすいですか?

Q. 変形性膝関節症の治療で使用する注射の種類について教えてください。

 

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こういった内容からお膝のお痛みがでてきてしまう可能性になります。

予防する為に運動や食事改善も必要になってきます。

 

お膝のお痛みが何をしても改善されずお困りの方は、ぜひ一度当院カウンセリングにお越しくださいませキラキラ

 

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